みなとアセットマネジメント株式会社の口コミ・評判は?首都圏エリアで不動産売買や賃貸経営などの不動産投資コンサルティングを手掛ける会社

みなとアセットマネジメント株式会社は、首都圏エリアを対象に不動産売買や賃貸経営などの不動産投資コンサルティングを手掛ける会社です。不動産投資事業に加え、リースバックの仲介や相続問題に関わるNPO法人への参画など、幅広い事業を展開している点が特徴です。

本記事では、みなとアセットマネジメント株式会社の基本情報や特徴・メリット、さらに評判について解説していきます。

おおや@管理人

一棟アパートやRCマンションをメインに投資。

  • 年間家賃収入:約4000万円(手取り)
  • 金融資産:2億円(有価証券・現金含む)
  • 一棟マンション:5棟
  • 一棟アパート:3棟
  • 区分マンション:20室

サラリーマン時代に不動産投資を開始し、家賃収入50万円/月を達成し独立。
独立後、不労収入を増やすべく不動産会社や金融機関を開拓し、不動産投資の拡大に成功。
一棟アパートやRCマンションをメインにしていますが、メリットあれば区分、別荘やタワマンも所有しています。

不動産投資に大切なことは勉強ではなく、「順番と速度」です。
おおやの詳細はこちら

みなとアセットマネジメント株式会社の基本情報

引用:みなとアセットマネジメント株式会社

みなとアセットマネジメント株式会社は、2005年設立で東京都港区に本社を構える不動産会社です。首都圏エリアを対象に、投資用不動産の売買やアパート・マンション経営、不動産売却などを総合的にサポートしています。

さらに、リースバックの仲介業務や私的年金構築、相続問題の相談に対応するNPO法人の立ち上げに参画するなど、事業領域を幅広く展開している点も特徴です。

このように、不動産投資に関連した多角的なサービスを提供しているため、投資用物件購入だけでなく、将来の資産形成や相続問題に関する相談先としても検討する余地があるでしょう。

みなとアセットマネジメント株式会社の特徴とメリット

みなとアセットマネジメント株式会社の特徴として、以下の4点があります。

多彩なタイプの物件を取り扱う

みなとアセットマネジメント株式会社の公式サイトで物件検索を行うと、同社が幅広いタイプの物件を扱っていることがわかります。一棟アパート、マンション、一戸建てのほか、ホテルや旅館、一棟ビルなども確認でき、立地や価格、利回りといった詳細情報も閲覧可能です。

その中でも、取り扱いの中心は一棟物件とみられます。区分マンションや事務所も一部掲載されていますが、その数は限られている様子です。

なお、公式サイトから直接リンクされてはいませんが、別サイト(https://toshiweb.com/)では最新の物件情報が公開されており、会員登録を行うことで非公開物件の閲覧も可能です。

物件購入後の管理については公式サイトに記載がなく、自社で管理まで行っているのか、外部委託が必要なのか不明です。利用を検討する際は、具体的に問い合わせて確認することをおすすめします。

不動産投資に関する情報を発信

みなとアセットマネジメント株式会社の公式サイトでは、不動産投資やアパート・マンション・ビル経営に関する基礎知識、不動産業界の動向、不動産投資の失敗ケースなどをコラム形式で発信しています。

ただし、同社の公式サイトは頻繁に更新されているわけではなく、コラム記事の最新更新も数年前で止まっています。そのため、不動産市況に関する記事の中には現在とは状況が異なるものも含まれている様子です。

一方で、基本的な賃貸経営の考え方や不動産投資に関する一般的な知識については、現在も参考にできる内容が含まれています。

リースバック仲介業務を展開

みなとアセットマネジメント株式会社の大きな特徴のひとつが、リースバック仲介業務を展開している点です。リースバックとは、自宅などの所有物件を売却した後も賃貸契約を結んで住み続けられる仕組みで、買い戻しも可能です。同社が展開する「マイホームだけは守らナイト」では、老後や介護に備えた資金確保の方法としてリースバックを提案しています。

住宅だけでなく、事務所や店舗、店舗併用住宅といった事業用不動産にも対応可能です。一括無料査定で複数の買主から見積もりを取り、条件を比較したうえで高値売却や家賃交渉を行える点を強みとしています。事業資金の調達や融資返済に充てつつ、経営を継続できる仕組みや、最短1週間で契約可能というスピード感もアピールポイントです。

「マイホームだけは守らナイト」には利用者の好意的な声が掲載されていますが、近年はリースバック契約でのトラブルも報告されています。利用を検討する際は、ポジティブな事例だけにとらわれず、家賃負担や将来的な退去リスクを含め、必要性と条件を慎重に見極めることが重要です。

相続問題に取り組むNPO法人に参画

みなとアセットマネジメント株式会社は、相続問題について相談できるNPO法人「えがおで相続を」の立ち上げに参画しています。このNPO法人では、相続に関する課題に対して各分野の専門家がチームを組み、ワンストップで解決を目指す仕組みを整えているとのことです。

同社は不動産相続の専門家として参画し、不動産の売却や活用のサポートを担っています。加えて、税理士や行政書士といった士業も関わっており、遺言書作成や相続税申告、生前整理や遺品整理など、幅広い相談に対応しているとされています。

その一棟投資は大丈夫?見落としやすいリスクに注意!

利回りだけでなく、空室リスクも考える

一棟投資において、業者が示す利回りは”表面利回り”です。つまり満室を想定した数値であるということを肝に銘じておきましょう。

都心部の一棟物件と地方の一棟物件では利回りが倍くらい違うことがありますが、地方はそれだけ空室率が高いということ。空室率が高いため物件価格を下げて帳尻を合わせた結果、利回りが高くなっているに過ぎません。

そのため、利回りだけなく、賃貸需要の正確な把握が重要です。

修繕積立金を無視したキャッシュフローを提示する業者は要注意

一棟物件は12~15年に一度、大規模修繕が必要になってきます。

物件によりますが、大規模修繕に必要な費用は決して安い金額ではないので、毎月一定額を積み立てるのが一般的です。

そのため、不動産業者が示すキャッシュフローの中に大規模修繕の修繕積立金が入っていない場合は、過度に物件のキャッシュフローをよく見せようとしていると考えられます

業者の中には注釈で右下に小さく書いているところもありますが、、、私としてはそういう姿勢が信用ならないですね。。

そういう業者はお断りです。

過去に修繕が正しく行われてきた物件ですか?

中古物件の場合、過去に正しく修善工事が行われてきたのかを確認する必要があります。アパートなどは個人オーナーが多く、実施されていないケースも多いので、不動産会社に確認するようにしましょう。

修繕工事前であれば、購入した投資家自身が修繕積立金を一括で用意する必要がありますので、注意が必要です。

エリアのAD(広告費用)を把握している?

物件の入居付けには、管理会社に入居者募集を依頼する必要があります。その際に必要な費用が『AD(広告費用)』です。

都内の一等地であればADは家賃1ヶ月分程度ですが、賃貸需要が弱いエリアであれば、AD5ヶ月分払わないと管理会社が積極的に動かない場合があります。

また、都心部では一般的な『更新料』ですが、その慣習がないエリアもあります。

一方、管理会社との更新手数料はどのエリアでも必要です。管理会社との契約の多くは2年更新で、2年ごとに家賃の半月から1ヶ月分の費用が更新手数料として請求されます。更新料がなければその分は手出しとなりますね。

そうした隠れたコストもシミュレーションでしっかりと見る必要があります。ADや更新料を把握しないと実質利回りがほぼ0やマイナスになることも。

一棟マンションやアパートは、分譲区分マンションに比べると設備仕様が低いため、そもそも入居付けで不利になります。入居付けにかかるコスト、管理会社にかかるコストを軽視せず、しっかりとした物件の選定が必要です。

みなとアセットマネジメント株式会社の口コミ

みなとアセットマネジメント株式会社については、インターネット上で良い口コミ・悪い口コミともに確認できませんでした。

2005年設立と比較的長い歴史を持つ企業であれば、ある程度の利用者の声が見つかるのが一般的ですが、同社は自社サイト上でも顧客の評価を掲載しておらず、外部の口コミ情報も不足しています。そのため、口コミだけを基準にして同社の評価を判断することは難しい状況です。

口コミがないからといって必ずしもネガティブな会社というわけではありません。一方で、口コミが豊富にある企業と比べると、利用を検討する際の参考情報が少ないのは事実です。口コミが少ない場合は、同社の公式情報を確認するだけでなく、実際に問い合わせをして担当者の対応を見極めることが、より現実的な判断材料となるでしょう。

みなとアセットマネジメント株式会社のまとめ

みなとアセットマネジメント株式会社は、首都圏を中心にアパートやマンション、一戸建てやオフィスビルなどの一棟収益物件を取り扱う、不動産の総合コンサルティング会社です。加えて、リースバックの仲介や相続問題解決に取り組むNPO法人への参画など、不動産投資以外の領域にも業務を広げています。

ただし、不動産投資に関する情報については最新の内容が公開されているとは言いがたく、物件の詳細や実際の取り扱い状況については直接問い合わせが必要です。気になる物件があれば、まずは同社に確認してみることになるでしょう。