JSCA概要

JSCAとは

日本セーフティカヌーイング協会(Japan Safe Canoeing Association >> 略称JSCA(ジャスカ))は、我が国における安全なカヌーイングの普及を図り、自然環境との調和的活用を高め、 健全な心身の発達に寄与することを目的として設立された民間の団体です。

沿革
1988年    設立 11月に第1回指導者検定会実施
1989~1997年 カヌーイストミーティング開催
1990年~   指導者検定会開催
1998~2000年 カヌー&カヤック技術選手権in長良川
2000~2005年 九州/瀬戸内シーカヤックシンポジウム開催
2001~2007年 カヌーフェスティバル開催
2017年     一般社団法人化
2018年    パドルスポーツフェスティバル開催、セーフティパドリング2018

会員現況(2019年1月15日現在)

正会員(公認スクール)         50事業体(2019年4月現在)
一般会員(インストラクター/ガイド) 431名
準会員(単位保持、アシスタント登録)   25名
賛助会員                 1会員
会友                      1名

一般社団法人日本セーフティカヌーイング協会 2020年ビジョン
「パドルスポーツの業界スタンダードはJSCA

昨年は記念すべきJSCA30周年のイベントを成功させました。これも会員皆さんの普段からの協会への協力があってこそ成しえたことです。 そして来年2020年は、日本の一大行事である、オリンピックが開催されます。

オリンピックを前にして今年2019年は、4月に今上天皇が退位、5月に新天皇が即位され、新元号が始まります。そして10月には消費税が10%に引き上げられる予定で、これも景気の動向を左右する要素になると思います。いま日本は動いています。新しい時代が始まるという気持ちで、私たちの頭の中もリフレッシュさせながら、事業を前に進めていきましょう。

2020年ビジョン

SDPs(Sustainable Development Prospective(持続可能な前向きな目標)の略で、持続可能な協会にするために何が必要かを洗い出し、具体的な活動方針をあげました。最後のPsはピースと読んで、一般愛好家、会員、その家族そして取り巻く人々が「幸せ」になってこそ、協会の役割と考えます。

2020年も引き続きこのビジョンに沿って活動するとともに、活動方針として掲げ、その役割を果たします。

1、会員増強

 安全管理はもとより、技術、地域に根差したフィールド利用など、パドリング業界をリードする業界スタンダードを目指すため、全国での会員増強を図ります。

  • 会員増強によりパドルスポーツのスタンダードになります。
    一般ユーザーが、「あそこはJSCAでしょ」と言われなくても、JSCAマークが付いていることで、安心と安全の会社を選んでくれる。これが「普通」ではないかと思います。

2、各地でのパドルスポーツセーフティミーティングの実施、セーフティパドリング2019キャンペーンの実施。
 関連団体との連携を高め、一般パドラーの事故防止に資するとともに、協会の存在を広めていきます。

  • 昨年30周年記念の後メーカーや参加者のアンケートを取った結果、やはりカヤック、カヌー、そこにさらにSUPというイベントをやっていってほしいという声がたくさんありました。JSCAらしいイベントはやはり研鑚の深いセーフティーに関してだと思います。

技術、知識、道具、すべてがそろっての判断力が安全につながることを啓蒙できる場を作ります。

 3、パドルスポーツの社会的認知度の向上
パドルスポーツ全般の社会的認知度を高め、レジャーとしてのパドルスポーツについて、幅広い層にその存在を広めていきます。

4、公益性を高め、公の団体を目指す
指導監督行政認可に向けて協会の枠を超えた業界環境の整備をし、協会の公益性を高め、将来的な公益社団法人化を視野に入れた協会運営を行っていきます。

5、JSCAプログラムの見直し
諸規定及びガイドライン等の見直しを行い、会員にとって利用しやすい協会を目指します。
  • 検定制度の見直し、IT制度の見直し、SRP、テキストブックの見直しなど

認定制度の基準を遵守する事で、安心・安全な公認校運営を実施し、それを協会が推奨及び認定する事でお客様が安心なスクールとして認識して頂くと共に、認定基準を守る事がステータスとなっていくでしょう。

SRPでは改正部会を作って今年度中に改正を目指します。

6、協会運営の強化
専門委員会の活動を拡充し、協会の運営を広く会員に委ね、委員会主体の協会運営を目指します。

  • 私たちの協会は現在まで外部からの補助金なしで、言い換えれば干渉や支配が無く、自主的な運営を続けてきています。
    この自主的な運営とは、会員や委員会からの積極的な意志を尊重し、会の主体性を守るということと、会員の自発的参加を基本にするということです。

海、川、内水面での活動を種目の垣根を超え、会員同士が同じ目的の実現をめざし力をあわせていきます。会内では会員相互の研さんを通じての深い信頼関係をベースに、自主的、連帯的協会を作っていきましょう。

  7、外部発信力の強化
関連諸団体との交流を深め、中央官庁等へのロビー活動を行う素地を作り、将来的に会員の利益を生み出す環境づくりを推進します。

  • いいものを持っていても、発信して認知されなくては絵に描いた餅になってしまいます。よい協会運営の環境を作り、我々の事業を、健全に継続できるよう、みんなの力でよりつよいJSCAを創っていきましょう。

2019年3月6日


事業活動

JSCAは目的達成のために、以下の事業を行っています

  1. 安全なパドリング技術及び指導法の研究
  2. 指導者の養成、検定及び派遣
  3. 一般愛好者への技術認定
  4. カヌー、カヤック及びスタンドアップパドルなど、パドルを使用したアクティビティー(指導・スクール・ガイド等)を実施する会社、団体、組織、個人の公認
  5. カヌーフィールドの調査及び評価並びに利用法の研究
  6. パドルを使用したアクティビティーのツーリズムでの利用及び学校現場等での教育に関する調査、研究
  7. 安全なカヌー用具の調査及び研究
  8. 事故発生時の警察等の公的機関への協力及び事故防止対策の研究
  9. 同様の趣旨を持つ内外諸団体との連携及び加盟
  10. 前各号に附帯する一切の事業

主な活動項目

詳しくは「JSCAについて」をご覧ください。

  • 検定会:パドルスポーツ(カヌー、カヤック、SUP)インストラクター/ガイドの認定
  • パドリングテスト:全国のJSCA公認スクールで開催
  • SRP講習:公認スクールで開催のセーフティー&レスキュー プログラム
  • CPR普及員養成事業:(財)社会スポーツセンター CPR普及員要請事業
  • 各種研修会:弁護士の法律講習、カヌーフィールドでの技術講習会開催
  • 公認スクール制度:全国のJSCA公認指導者によるカヌースクール組織
  • デモンストレーション:多くの皆様にカヌーの楽しさをお見せいたします
  • 顧問弁護士の用意:事故事例検証、事故発生時の対策強化、認識
  • JSCA保険:協会規定の推奨額を満たす個人賠償責任保険の用意
  • CONE保険:野外活動における総合災害保障制度
    傷害保険:国内旅行総合保険(行事参加者傷害危険担保特約付帯)
    賠償保険:施設所有管理者賠償責任保険( 生産物賠償責任保険、受託者賠償責任保険)
  • 諸団体との連携加盟:CONE、RAC、CNACなど様々な団体とともに手を組み活動しています
組織図

理事会
協会の重要な業務執行の意思決定を行います。中長期的なビジョンを策定し、それに基づく専門委員会からの事業計画を集約し、予算の編成などを行います。また、関連する他団体との連携、交流事業を担います。

各専門委員会の業務
JSCAでは、各専門委員会が協会活動の中心を担っています。委員は、全国各地の会員(主に公認スクールの代表者)から構成され、安全で楽しいパドルスポーツの普及を目指して、様々な協会業務を分担して行っています。

教育普及委員会
・安全なパドリング技術および指導法の研究に関する事項
・会員の検定に関する事項
・会員の研修に関する事項

公認スクール委員会
・スクール、指導、ガイドを実施する会社、団体、組織の公認及び運営に関する事項
・共通プログラムに関する事項

安全委員会
・パドリングフィールドの調査に関する事項
・安全な用具の研究に関する事項
・事故防止対策の研究に関する事項
・運行規定策定に関する事項
・パドルスポーツ関連の事故に関する捜査協力

広報委員会
・協会としておこなう事業の企画、実施に関する事項
・協会の広報および会員に関する情報活動
・協会発行のニュースレター等配布物の作成編集
・協会ホームページの作成編集に関する事項

環境委員会
・パドリングフィールドの持続可能な利用に関する調査研究
・フィールド利用に関する諸規制の調査と会員への周知
・上記調査研究の成果に基づくフィールド利用に関するガイドラインの作成管理
・フィールドの持続可能な利用に関する情報の普及啓蒙

会長あいさつ
わが国には四季折々の変化をみせる多くの美しい河川や湖があります。また複雑な海岸線とともに広大な海洋にも囲まれています。 近年喜ばしいことに、これら水のフィールドを舞台にレクリエーションカヌーを楽しむ人々の姿が一般化してきました。 私たち日本セーフティカヌーイング協会は1988年の設立当初から「安全なカヌーの普及」を目的とし、セーフティパドリングを提唱しながら、日本のカヌーシーンとともに歩んでまいりました。 ご存知の通り、水域をフィールドとした活動には「楽しさ」、と同時に「大きなリスク」も内在しています。 パドルスポーツを愛する全ての人に共通する認識・・・それはいったいなんでしょうか、「安全こそ全てに優先する」私たちはこの言葉を掲げたいと思います。 「安全で楽しいパドルスポーツ」をわが国に普及していく原動力として、私達は優秀なインストラクターの養成事業をすすめながら、業界の水準づくりを推進しています。 協会発足当時にくらべ、わが国のカヌー業界を取り巻く社会的な状況も大きく変化してまいりました。 水域をフィールドとした、教育的な成果を求める自然体験活動の高まりは、安全で楽しいパドルスポーツを提供できる「指導員」の要請を急務としています。 また、人々に自然のすばらしさや環境の大切さを伝えるカヌーガイドは、社会的にも今後ますます必要とされる「職業」となることでしょう。 これら社会のニーズに対応するため、私達はさらなる研鑽を積み、変化してまいります。 「指導員養成事業」の目標は、カヌー&カヤックの「技術取得のみ」に重きを置くのではなく、「人、物、環境、行為」それらすべてに対する「知識、意識、能力」の向上に重きを置き、 社会的にも認知される「総合力を有した指導員の養成」を目指しております。 そして一般の方々、関係諸団体に愛され支持いただける。名実ともにわが国を代表するカヌー指導員団体となるよう努力邁進してまいります。 皆様方の日本セーフティカヌーイング協会へのご支援、ご協力をお願いし挨拶とさせていただきます。
役員紹介

役員

2019年3月6日現在

代表理事 山口浩也(神奈川県)
副代表理事 中谷哲也(愛知県)
業務執行理事 紺野祐樹(宮城県)
理事 青木勇(大阪府)、遠藤秀男(静岡県)、宮里祐司(沖縄県)、本橋洋一(三重県)、山本和穂(静岡県)、中村昭彦(長野県)、堀川臣樹(千葉県)
監事 齋藤秀夫(栃木県)、山内武巳(宮城県)
名誉顧問 吉原宜克(長野県)
顧問 石川義治(長野県)、西胤正弘(福岡県)、吉角立自(三重県)
顧問弁護士 早川修(早川総合法律事務所・東京都)

委員会

2018年2月21日現在

公認スクール委員会 担当理事:中谷哲也(愛知県)、本橋洋一(三重県)
委員長:池内康夫(兵庫県)
委員:森山尚(島根県)、森田渉(三重県)、末永直樹(長崎県)、鈴木和昌(岩手県)、山口英治(神奈川県)、近澤清(沖縄県)、染谷啓次(兵庫県)、脇阪弘一(沖縄県)、安藤誠(鹿児島県)
教育普及委員会 担当理事:中村昭彦(長野県)
委員長:阪井雄司(兵庫県)
委員:石川義治(長野県)、阪井雄司(兵庫県)、山口浩也(神奈川県)、西胤正弘(福岡県)、平井剛(長野県)
安全委員会 担当理事:宮里祐司(沖縄県)、山本和穂(静岡県)
委員長:嘉藤暖博(北海道)
委員:中村昭彦(長野県)、庵経弘(北海道)、紺野祐樹(宮城県)、千葉正樹(宮城県)、関谷周作(沖縄県)、松澤直紀(北海道)
広報委員会 担当理事:堀川臣樹(千葉県)
委員長:小作幸次(埼玉県)
委員:出戸津雲(沖縄県)、今野正幸(鹿児島県)、斉藤智顕(鹿児島県)、池田正人(静岡県)
環境委員会 担当理事兼委員長:紺野祐樹(宮城県)
委員:野元尚巳(鹿児島県)
SRP改訂部会 担当理事:山口浩也(神奈川県)
部会員
シーカヤック担当:紺野祐樹(宮城県)、今野正幸(鹿児島県)、嘉藤暖博(北海道)
リバーカヤック担当:中村昭彦(長野県)、小作幸次(埼玉県)、庵経弘(北海道)
オープンカヌー担当:中村昭彦(長野県)、松澤直紀(北海道)、村上周平(青森県)
フィッシング・レクリエーションカヤック担当:中谷哲也(愛知県)、赤澤克哉(千葉県)、平井剛(長野県)
SUP担当:山口浩也(神奈川県)、奥谷一彦(沖縄県)、宮里祐司(沖縄県)
事務局 事務局長 山口香(神奈川県)
顧問弁護士紹介

協会顧問弁護士 早川総合法律事務所 早川 修

1971年東京都生まれ。第2東京弁護士会所属 「野田総合法律事務所」で多くの経験をもとに、数々の事件事故などで手腕を振るう。 2008年4月より独立「早川総合法律事務所」を立ち上げた。 2001年利根川で起きたリバーラフティング転覆事故による、会社及びガイドの弁護を手掛ける。 川に学ぶ体験活動協議会顧問弁護士、林野庁「森林体験学習等における安全管理手法に関する調査」検討委員、 国土交通省港湾局「海辺の安全対策マニュアル作成」委員、環境省「平成17年度自然とのふれあい活動における安全対策マニュアル策定調査」委員など、リスクマネジメントを専門とする。

コメント
JSCAは、カヌー業界最高峰の任意団体であり、JSCA加盟の団体や公認スクール、個人会員においても、高度の安全性と技術力はもとより、何よりも大切な「知 識・意識・能力の向上心」を兼ね備えた最高の集団である。 また、数々の優れたアウトドア活動での「エンターテイメント」を提供している。全国各地の優秀な 指導者が集まり、独善に陥ることなく常に「安全で楽しいツアー」を実現するために、互いに研鑽を積む場がJSCAである。 JSCAは現状に甘んじることなく、常に進化を求め活動している団体です。私も顧問への就任は身に余る光栄であります。 今後、「事故の防止」のみならず、日頃から指導者の方々が疑問に思う点も含めて法律家としての視点から、あるいは一カヌーファンとしての視点も加味しながら、微力ながらお力になりたいと思い、顧問弁護士をお引き受けすることといたしました。 昨今の水辺の事故を例にとっても、インストラクションやツアーの企画催行も含めて、業界スタンダードとしてのルールや手法が、「知らなかった」では許されない時期が訪れています。「カヌー」や「本業界」が多くの方々に支持され、より多くのカヌー愛好者が「安全で楽しいツアー体験」ができる環境作りにお役立てできれば幸いです。 ぜひ多くの皆様がこの「JSCA」に賛同され、加盟し、そして研鑽されることをおすすめいたします。
JSCAロゴマーク、アイコンについて

2004年・会員番号548土屋 肇氏(静岡県沼津市)制作

JSCAアイコン



公認スクールアイコン

A公認スクール。インストラクター/ガイド2所持者が代表。パドリングが想定される全ての水面でプログラムが催行出来ます。艇種 リバーカヤック、シーカヤック、オープンカヌー

B公認スクール。インストラクター/ガイド 1所持者が代表。河川での流水は、概ねクラス1の静流利用を原則とする 。湖沼、海洋では、沈脱後、自力で岸に上がれる範囲のフィールド利用を原則とする。 艇種 カヤック(リバーカヤック、シーカヤック)、オープンカヌー、SUP

C公認スクール。インストラクター/ガイド ベーシック所持者が代表。公認スクール開設及び継続申請申込時に提出した運行規定に定めた水域でのみで活動する。活動水域を追加する場合は、公認スクール委員会の審査を受ける。河川での流水は、クラス1未満の静流利用を原則とする。湖沼、海洋では、風、波浪による影響の無い環境を原則とする。艇種:カヤック(リバー・シー・シットオントップ・レクリエーション他)、SUP、オープンタンデムツーリングカヌー

付加資格/プログラムアイコン(IT在籍、JSCA-CPR、SUP、MP検定、パドリングテスト、パドリングテスト1)

ITが在籍している公認スクール。ITは、インストラクタートレーナーの略。インストラクター/ガイド1及び2の検定会の検定員資格です。基礎課程や応用課程の事前講習会、インストラクター/ガイド ベーシック検定が催行出来ます。

ベーシック検定検定員在籍スクール。インストラクター/ガイド  ベーシック検定が催行出来ます。

JSCA-CPR講習マーク。心肺蘇生法普及員講習の催行が出来ます。講習修了者には、公益財団法人 社会スポーツセンターより修了証が発行されます。

SRP講習マーク。Safty & Resque Programの開催が可能です。パドラー向けの安全管理とレスキューの講習です。講習修了者には、修了証が発行されます。

MP検定マーク。マスターパドラー検定会の催行が可能です。合格者には、合格証が発行されます。

PTマーク。パドリングテスト1~3のテストが実施出来ます。合格者には、合格証が発行されます。

PT1マーク。パドリングテスト1が実施出来ます。修了者には、修了証が発行されます。

艇種アイコン

リバーカヤック

シーカヤック

シットオントップ カヤック

レクリエーション カヤック

リバーカヌー

 ツーリングカヌー

フィッシングカヤック

SUP

 
インストラクター/ガイドマーク

カヤックインストラクター/ガイド ベーシック

SUPインストラクター/ガイド ベーシック

オープンカヌーインストラクター/ガイド ベーシック

カヤックインストラクター/ガイド 1(リバーカヤックで受験)

カヤックインストラクター/ガイド1(シーカヤックで受験)

カヌーインストラクター/ガイド1

SUP インストラクター/ガイド1

リバーカヤック インストラクター/ガイド2

シーカヤック インストラクター/ガイド2

カヌー インストラクター/ガイド2

※ロゴマーク・アイコンの当協会会員以外の利用を禁止します。
※JSCA会員は、JSCA規定集・マーク規定に基づき、利用可能です。